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自己破産申立に必要な書類

書類提出が自己破産申立の第一歩

自己破産を申し立てる際には、申立に必要な書類や、収入・財産・借金状況を明らかにする書類などの書類を提出する必要があります。

裁判所へ提出する際に細かくチェックされますので、自分で自己破産申立を行う場合の最大の難関はこの「書類作成」になります。

私も実際に手続をして初めて知ったのですが、提出する書類は必要な情報さえ記載されていれば形式は決まっていません。

裁判所で用紙一式が封筒に入って配られているのかと思ったら、そうではないことに驚きました。

そうとも知らず裁判所に行ってしまったため、「法律のことがわからない個人でやるなんて無理ですよ。弁護士に頼んだ方がいいですよ?」など30分程諭されて帰る羽目になりました。

後から調べたところ、裁判所によってはテンプレートのようなものをコピーしてくれたり、用紙が用意されていたりするようです。

一度ご自分が申立を行う予定の地方裁判所に確認を取ってみて下さい。

1.申立に必要な書類

『破産手続開始・免責許可申立書』
『住民票』(役所発行書類なので省略)
『委任状』(弁護士に依頼する時のみなので省略)
『陳述書(報告書)』
『債権者一覧表』
『資産目録』
『家計全体の状況』

2.収入・財産・借金状況を明らかにする書類

これらは自分がどのような状況にあるかを明らかにする書類です。

源泉徴収票・給料明細書(給料を受けている場合)
離職票・退職金支給額証明書(最近退職した場合)
生活保護・年金・各種受給証明書(受給している場合)
固定資産評価証明書
預貯金通帳のコピー

『1.申立に必要な書類』『2.収入・財産・借金状況を明らかにする書類』ともにその人の状況・提出する各裁判所によって必要な書類が異なるので、一度は地方裁判所か専門家に確認を取って下さい。

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自己破産を決める前に

「自己破産する」と決断する前に、本当にその選択がベストかどうかを客観的に判断することが重要です。

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